検査・脳ドック

Inspection

脳ドックコース

Course01

通常コース

22,000円 (税別)

検査内容:MRI (脳)、MRA(脳血管)、MRA(頸動脈)

Course02

ペアコース|2名以上でご予約の方

18,000円/人 (税別)

検査内容:MRI (脳)、MRA(脳血管)、MRA(頸動脈)

脳ドックとは

高性能MRIによる「脳の健康診断」

脳ドックは、脳疾患の早期発見・予防を目的とした「脳の健康診断」です。脳の病気には様々なものがありますが、症状がないまま進行し、手遅れとなるケースが少なくありません。
脳疾患の中で頻度が高い脳卒中 (脳梗塞、脳出血やくも膜下出血)を発症すると、大きな後遺症が残る危険性があり、突然大事な命が奪われることさえあります。
また認知症は症状が出始める、かなり前の段階から原因物質であるアミロイドβが脳内に沈着し始めることが知られており、30-40代からの予防対策が望ましいと考えられています。
脳ドックを行い、脳の健康状態を知ることは、病気を未然に防ぎ、早期治療に繋げる第一歩となります。大切な命とお体を守って行くために、ぜひ受診をご検討下さい。

こんな方にお勧めします

  • ご家族や血縁にくも膜下出血などの脳疾患の既往歴がある方
  • 糖尿病、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病を患っている方、メタボリックシンドロームの方
  • 心臓の不整脈、心筋梗塞や狭心症の既往がある方
  • 喫煙習慣のある方
  • 腎臓にのう胞があると言われたことがある方
  • 40歳以上で一度もMRI検査を受けたことがない方

MRI検査/CT検査について

MRI検査もCT検査も、人体の輪切り(立体的)写真を撮影して、体の中を調べる機械です。どちらも大きな筒状の機械に横になり撮影を行います。機械の見た目も似ている検査ですが、それぞれ得意、不得意な臓器や病気があるため、撮影部位や症状によって、適した検査方法を選択します。
MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略称です。人体の断面像を様々な角度で描出することができます。MRIは脊椎や四肢関節などの整形外科疾患、子宮や卵巣などの婦人科疾患、脳梗塞や脳腫瘍の検査に優れています。
CTは、(Computed Tomography:コンピュータ断層診断装置)の略で、X線を利用して体内の状態を断面像として描写する検査です。
CTは脳の出血や頭蓋骨骨折の描出、広い範囲を調べるのに適した検査機器です。

MRI検査 CT検査
磁場と電波を利用した検査 放射線(X線)を利用した検査

長所

検査時間が比較的長い

  • 放射線による被ばくがない
  • 軟部組織構造の描出に優れている
  • 骨によるアーチファクト(画像の乱れ)が少ない
  • 造影剤を使用せずに血管の走行を描出できる

長所

検査時間が比較的短い

  • 騒音、閉塞感が少ない
  • 骨、肺の内部構造などが明確に描出される
  • 体内に金属が入っていても撮影できる

※ペースメーカ・ICDは機種によって撮影できません

短所

  • 検査中の騒音・閉塞感がある
  • 検査中はなるべく動いてはいけない(撮影がぶれてしまうため)
  • 磁気に反応する金属などが体内にある場合、検査を受けられないことがある

短所

  • 放射線による被ばくがある
  • MRIに比べて軟部組織の変化がわかりにくい
  • 骨によるアーチファクト(画像の乱れ)が出やすい

MRI検査が怖い・MRI検査に不安がある方へ

リラックスして検査を受けていただけるよう、室内の照明の調整などの工夫を施しておりますが、閉所恐怖症の方、狭いところが苦手な方は事前にご相談ください。なるべく負担のかからない方法で検査を受けられるよう配慮いたします。

閉所恐怖症対策

検査中、ご希望の方にはアイマスクの貸し出しを行っています。検査ストレスの低減・閉所恐怖症を緩和するため、撮影しながら映像を鑑賞いただくシステムを導入しております。

騒音対策

検査中はヘッドホンをつけていただき、お好みの音楽を鑑賞いただけます。

検査のご予約について

脳ドックは原則予約制となっております。WEB予約、もしくは、お電話にてご予約ください。(TEL:092-531-7322
ペアコースのご予約については、お電話もしくは受付窓口でのご予約をお願いいたします。

WEB予約

検査を受ける際の注意事項

MRI検査は、強力な磁石の力を利用して検査を行いますので、放射線の被曝はありません。ただし、金属類や磁気を帯びたものを持ち込んだ場合、人体に危険が及んだり、MRI装置の故障・破損の他、持ち込み物の破損原因になりますので下記の注意事項をお守り下さい。

ご受診いただけない方

  • 下記の金属が入っている方は検査を受けられません。
    心臓ペースメーカー (MRI対応を含む)、埋め込み型除細動器、脊髄刺激装置、人工内耳、脳深部刺激装置
  • 妊娠中、または妊娠の可能性がある方

次の方は検査を受けられない場合がありますので、必ず検査前にお申し出下さい。

  • 過去の手術や事故で金属を埋め込まれている方 (金属製の人工心臓弁、20-30年以上前の脳動脈瘤クリップ、脳脊髄液短絡術用圧可変式シャントなど)
    ※手術を担当した医師や病院への問い合わせが必要となります。
  • 入墨、タトゥーアートメイクをされている方
  • 閉所恐怖症が強い方
  • 検査前、飲酒をされている方
  • 心不全など著しい体調不良の方

下記のものを身につけたまま(持ったまま)、検査室には入室できません。必ず検査前に取り外してください。

ウィッグ、カツラ、補聴器、増毛用パウダー
顔・首
入れ歯、義眼、ネックレス、ピアス、メガネ、カラーコンタクト
胸・腹
湿布、貼り薬、ホッカイロ、エレキバン、ベルト、コルセット、保湿性肌着 (ヒートテック、遠赤外線素材など)、金具の付いた下着
手・足
腕時計、指輪、プレスレット、筋力トレーニングウェイト (砂のう)、万歩計、義手、義足、松葉杖、金属製シーネ
その他
財布、磁気カード (クレジットカード、銀行カード、交通系ICカードなど)、携帯電話、鍵、小銭、ライター、電子タバコ、その他の金属製品や電子機器

結果報告について

検査終了後、専門医が読影し、直接検査結果をご説明致します。(症例によっては診断に数日から1週間程度いただく場合がございます。必要時は説明の際にお伝えします。) 検査説明を後日受けられたい方は、スタッフまでお伝え下さい。
万一、異常な所見が見つかり、精密な二次検査や治療が必要な症例については、大学病院をはじめとする地域の基幹病院と連携体制をとっておりますのでご安心下さい。ご希望をふまえてご紹介する病院を選定致します。